誤嚥性肺炎の撲滅
SEIDA式口腔ケアで誤嚥性肺炎の撲滅
SEIDA式口腔ケアとは?
SEIDA式口腔ケアとは、富山県にある「ピュアグループ 歯科衛生士事務所」の精田紀代美代表が独自に考案した口腔ケアの技法で、3つの口腔ケア「簡単口腔ケア週2回法」、「SEIDA式口腔内臓器つぼマッサージ法」、「手技で行う咽頭ケアと排痰法」を施すことで死亡率の高い肺炎、その中でも「誤嚥性肺炎」の発症を抑えることのできる技法です。SEIDA式口腔ケアを実施した多くの介護施設などで「誤嚥性肺炎による入院ゼロ」を達成し続けている現在注目度の高い口腔ケアです。キャリアケア九州は、富山県の精田紀代美代表の下で「SEIDA式口腔ケア」を学び、技法を習得し正式に認定書を取得し、九州の介護施設や障害者施設に於いて「誤嚥性肺炎による入院ゼロ」を目指して活動をしています。
SEIDA式口腔ケアを紹介したメディア記事
知っておきたい誤嚥性肺炎とは?
唾液や食べ物を飲み込む際に、食道ではなく誤って気管に入ってしまうことを「誤嚥」と言います。誤嚥により食べ物や唾液の中に存在する細菌が気道を通って肺の炎症を引き起こす症状を特に「誤嚥性肺炎」と呼びます。症状として、咳や発熱、膿のような痰がでるのが主な症状ですが、食欲不振やなんとなく元気が出ないといった症状も見られます。風邪と似た症状なので医師の診断も難しく、繰り返しの誤嚥で慢性化しやすい危険な症状です。厚生労働省の統計資料によると、75歳以上の肺炎の原因の7割が誤嚥性肺炎によるものです。認知症やパーキンソン病のような疾患、脳卒中の後遺症などの症状がある高齢者は嚥下機能が衰えたり、口腔ケアが不十分で、誤嚥による入院・死亡率が高まります。
鹿児島県の「肺炎」による死亡率
鹿児島県のホームページによりますと、鹿児島県の「肺炎」による死亡率の順位は「がん」「心疾患」に次いで第3位となっています。このうちの7割は「誤嚥性肺炎」によるものと推測されます。このように、誤嚥性肺炎によって毎年多く方が亡くなられている現状を知っておく必要があります。この死亡率を抑えることは可能です。口腔ケアによる予防で施設内の発症をゼロにも抑えることが可能になるのです。私たちは、誤嚥性肺炎を撲滅するために活動を続けています。誤嚥性肺炎をゼロにすることはそんなに難しい事ではありません。そのことを、介護施設・障害者施設を運営する方々に是非知っていただきたいと思っています。
誤嚥性肺炎は口腔ケアで予防できます
誤嚥性肺炎の予防法は口の中を清潔に保つことです。口の中は雑菌が繁殖しやすく、常に清潔にしておくことが大事です。清潔にすることは重要ですが、毎日時間を掛けて歯磨きすることは正直大変です。この問題を解決するのが、キャリアケア九州で取り組んでいる「SEIDA式口腔ケア」です。「SEIDA式口腔ケア」は、介護士の方が時間をかけずに週2回ほどのケアで清潔に保つ手法です。私たちは、長年この技術を多くの介護施設等で講習を行い、成果を上げてきました。「SEIDA式口腔ケア」で、利用者さまの健口をお守りいたします。
対策方法
介護スタッフ向け口腔ケアの研修会と技術指導
SEIDA式口腔ケアの「簡単口腔ケア週2回法」を用いて、介護スタッフの方でも簡単に手間をかけずに利用者さまの口腔ケアを行う手法を、指導いたします。
口腔ケア・口腔内ツボマッサージで唾液と嚥下機能を改善
ご高齢者は咀嚼がだんだんと弱ってきます。そのため、食べ物の消化が悪く体調も悪くなってきます。口腔内のツボをマッサージして咀嚼の改善を促します。
2~3ヶ月に1度の定期的な技術指導
2~3ヶ月に1回定期的にお伺いして、口腔ケアの技術指導を行います。技術の向上で、短時間でキレイにできるよう反復訓練を行います。
誤嚥性肺炎を予防するメリット
利用者さまの健康改善効果
誤嚥性肺炎を予防することで、なによりも利用者さまの健康改善の効果が見込めます。食べ物が美味しいと感じられたり、消化不良を起こさなくなったなど、利用者さまが元気に毎日を過ごされるようになりました。と、多くの介護スタッフから喜びの声をいただいています。
明るく仕事に従事できる環境の醸成
利用さまが肺炎を患って、元気がなく寝たきりの状態で介護するより、元気な利用さまを介護する方が肉体的にも精神的にも介護スタッフの負担は軽減されるのではないでしょうか?元気な利用者が多い施設は、自然と明るい声が聞こえてきて、介護スタッフの皆さんも楽しく仕事ができるはずです。
施設の経営改善効果と運営の持続化
利用者さま側の健康維持と経済的な安定だけではありません。部屋の稼働状況の改善、職員の離職率の低減効果など。口腔衛生管理体制加算は、入所者の口腔ケア・マネジメントに係る技術的な助言や指導を介護職員が受けて、入所者の口腔ケアの質を向上させる体制を整えることによる加算対象になります。 経営する施設側の経営の持続化や循環が見込めます。
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